A-5. Claude 法人導入支援
Claude 法人導入は、アカウントを配るだけでは進みません。適用業務の選定・社内ルール策定・研修・定着までを一気通貫で伴走します。
Claude 法人導入でつまずく原因は、技術ではなく「決め方」です。 誰が、どの業務で、どこまで使ってよいのか。この3つが決まらないまま契約だけ進むと、翌月には誰も開かないツールになりかねません。株式会社エム・ジー・ケイ(M.G.K.)は、自社のコーポレートサイトそのものを Claude Code で運用している会社として、導入設計から研修・実装・定着までを一緒に走ります。
Claude 法人導入とは何か(個人利用との違い/何が変わるのか)
Claude 法人導入とは、生成AI「Claude」を会社の正式な業務手段として組み込むことを指します。個人が自分のアカウントで試すこととの本質的な違いは、ツールの性能ではありません。会社として責任を取れる形になっているかどうか、この一点です。
個人利用は、誰の承認もなく今日から始められる代わりに、成果もリスクもその人の中で閉じます。うまく使える人の手元だけが速くなり、その人が異動・退職すれば、ノウハウも一緒に失われがちです。何を入力してよいかの線引きも本人の感覚任せです。法人導入とは、この「個人の工夫」を「会社の仕組み」へ移し替える作業だと考えてください。
| 観点 | 個人利用 | 法人導入 |
|---|---|---|
| 契約と費用 | 個人名義・個人払い。経費精算が煩雑 | 会社契約で予算管理・請求を一本化できる |
| アカウント管理 | 本人しか把握していない | 管理者が付与・停止でき、退職時に確実に止められる |
| 入力情報の判断 | 本人の感覚に依存 | 入力禁止情報を社内規程で明文化する |
| 出力の品質責任 | 本人の判断だけで完結する | 確認者と確認手順を決めて組織で担保する |
| ノウハウの蓄積 | 個人の頭の中に残る | 指示文・ルールを共有資産として残す |
| 適用範囲 | 得意な人の担当業務だけ | 部門をまたいで同じ手順を再現できる |
導入によって何が変わるのか。最も大きいのは、「調べる・書く・整える」という下ごしらえの時間が圧縮されることです。提案書のたたき台、議事録の整理、規程の該当箇所の抽出、記事の下書き。これまで担当者がまとまった時間をかけていた工程の初稿を、短時間で用意できるようになります(効果の程度は業務内容や対象範囲によって異なります)。その結果、担当者の仕事は「作る」から「決める・確かめる」へ移ります。
経営の側から見ると、変化はもう少し立体的です。第一に、外注していた小さな作業を社内で処理できるようになり、依頼から納品までの待ち時間を短縮できます。第二に、業務手順を言語化する必要が生じるため、属人化していた仕事が可視化されます。第三に、若手が最初の一歩を踏み出すまでの時間が短くなります。これらは「AIを入れたから」ではなく、導入の過程で社内の仕事を整理したから起きる変化です。ツールの効果と組織の整理効果を分けて捉えておくと、導入後の評価がぶれません。
逆に言えば、決める人・確かめる人がいない業務にAIを入れても、成果は出にくくなります。ここを設計するのが法人導入の本体です。なお、生成AI周辺の用語は社内で解釈がばらつきやすいため、当社では自社運用のIT業界用語辞典も参照しながら、言葉の定義を先に揃えることをおすすめしています。「エージェント」「プロンプト」「ハルシネーション」といった言葉の理解が人によって違うまま議論すると、稟議の場で話が噛み合わなくなります。
法人でClaudeを導入するとき、実際につまずく6つの壁
Claude 法人導入でつまずく場所は、当社が自社導入で通った経験と、公開されている一般的な失敗事例を重ねると、いくつかの型に整理できます。代表的な6つを挙げます。自社に当てはまるものがないか確認してみてください。
- 壁1:目的が「AIを導入すること」になっている ── 経営から「AIを使え」と言われた担当者が、手段だけ先に契約してしまう状態です。どの業務のどの工程を軽くしたいのかが言葉になっていないため、成果の判定もできません。
- 壁2:どの業務から始めるか決まらない ── 候補が多すぎて選べない、あるいは「一番大変な業務」から手を付けて失敗する。最初に選ぶべきは、頻度が高く、手順を言葉で説明でき、間違えてもすぐ取り返せる業務です。
- 壁3:セキュリティを判断できる人が社内にいない ── 情シス部門がない企業では、「入力してよい情報かどうか」を誰も決められず、審査が止まります。判断できないので全面禁止、という結論になりがちです。
- 壁4:出力の品質を誰が確認するか決まっていない ── AIの下書きをそのまま社外へ出してしまう事故と、逆に不安で全部作り直して余計に時間がかかる事態は、どちらも同じ原因から起きます。
- 壁5:最初の2週間で使われなくなる ── 説明会をやって終わり、という導入は、ここで止まりがちです。触り方を教わっても、自分の仕事に翻訳できなければ、翌週には元のやり方に戻ります。
- 壁6:効果を説明できず、次の予算が取れない ── 現場は楽になった実感があるのに、稟議に出せる形の材料がない。継続の判断ができず、単年度で消える導入になります。
6つに共通しているのは、能力の問題ではなく順番の問題だということです。ツールの使い方を覚える前に、対象業務・ルール・確認体制を決めておけば、多くは避けやすくなります。逆に、この順番を飛ばして操作研修だけを行うと、受講者は「便利そうだが、自分の仕事にどう使うか分からない」という状態のまま現場に戻ります。
もう一つ、自社で導入を進めながら痛感したことがあります。担当者が一人で抱えると、導入は止まりやすいという点です。ルールを決める権限がない担当者が、セキュリティの判断も、業務選定も、社内説明も一人で背負うと、どこか一箇所で詰まりやすくなります。少なくとも「決裁できる人」「実際に使う現場の人」「窓口になる人」の3者が同じ場に座る機会を、最初に一度作ってください。この30分の会議があるかないかで、その後の進み方は変わってくるというのが当社の実感です。以降の章では、この順番を具体的な手順に落として説明します。
Claude と Claude Code の違い(対話AIと「実務を動かすAIエージェント」の差)
法人での活用を考えるときに誤解されやすいのが、この違いです。両方とも同じ Claude ですが、法人にとっての意味は大きく異なります。
Claude(対話型)は、ブラウザやアプリ上で会話しながら文章を作ったり、資料を読ませて整理させたりする使い方です。全社員がすぐ使えます。一方 Claude Code は、指示を受けて実際にファイルを読み書きし、作業そのものを進めるエージェント型のツールです。「文章を書いてもらう」ではなく「作業を代わりにやってもらう」段階に入ります。
| 観点 | Claude(対話型) | Claude Code(エージェント型) |
|---|---|---|
| 使う場所 | ブラウザ・アプリの会話画面 | 実際の作業環境(ファイル・サイト・データのある場所) |
| 主な役割 | 相談相手・下書き作成・要約 | 実作業の代行(更新・調査・定型処理の実行) |
| 成果物 | 画面上のテキスト(人が転記する) | 更新されたファイルやページそのもの |
| 前提スキル | 特になし。日本語で質問できれば使える | 作業手順を言葉で説明できること(コードが書ける必要はない) |
| 向く担当 | 全社員・営業・バックオフィス・経営 | Web担当・情シス・制作・定型処理の多い部署 |
| 管理の要点 | 入力してよい情報の線引き | 作業範囲・権限・変更履歴の管理 |
| 導入の順序 | まず対象部署の数名から始め、効果を見て広げる | 効果の大きい業務を選んで段階的に広げる |
本表は2026年7月時点の一般的な整理です。提供形態・機能は変更される可能性があるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
Claude Code の導入は「エンジニアがいないと無理では」と受け取られがちです。実際には、必要なのはプログラミング能力よりも「自分の仕事の手順を説明できる力」です。当社はこのコーポレートサイト自体を、日本語の指示だけで更新・改修しています。その実際の運用についてはWordPressとAIを活用した日本語指示によるホームページ更新で公開しています。
使い分けの判断軸はシンプルです。成果物を人が転記して使うなら対話型、成果物がそのまま実務のファイルやページになるならエージェント型。この線で切ると判断しやすくなります。たとえば提案書のたたき台は前者で十分ですが、毎週発生するサイト更新や、決まった形式のデータ整形は後者に向きます。
導入順序としては、まず対話型を対象部署の数名に配り、業務のどこに時間がかかっているかを担当者自身に体感してもらうことをおすすめします。そのうえで、時間の集中している業務に対してエージェント型を当てます。この順番なら、対象を見誤るリスクが小さくなります。最初からエージェント型を全社に配るのは、教習所に通う前に高速道路へ出るようなものだと考えています。
法人導入の進め方【全6ステップ】
当社がご支援するときの標準的な流れです。順番を入れ替えないことが重要で、特にステップ1と2を飛ばすと、壁5・壁6につまずきやすくなります。
ステップ1:現状の棚卸し(今の仕事を書き出す)
まず、AIの話をいったん脇に置き、いま社内で発生している仕事を書き出します。ここが薄いと、後の効果測定が「なんとなく楽になった」で終わります。
- 週次・月次で繰り返し発生する定型業務を一覧にしたか
- それぞれの所要時間を、正確でなくてよいので記録したか
- 外部に発注している作業と、その理由を整理したか
- 担当者一人しか手順を知らない業務を洗い出したか
ステップ2:適用業務の選定(最初の1つを決める)
棚卸しの結果から、最初に着手する業務を1〜3個だけ選びます。欲張らないことが定着率を左右します。
- 頻度が高い(週1回以上発生する)業務か
- 手順を言葉で説明できる業務か
- 間違えてもすぐ取り返せる(社外に直接出ない)業務か
- 機密度が高すぎない業務か
- 前後の変化を数えられる業務か
ステップ3:契約と環境の整備
ここで初めて契約の話をします。個人契約で試していた社員がいる場合は、法人側へ寄せる方針も同時に決めます。
- 利用者の範囲と人数を決めたか(全社か、部署限定か)
- 管理者を誰にするか決めたか(兼任でも明文化する)
- 費用の負担部署と予算枠を決めたか
- 個人契約からの移行方針を決めたか
- プランの内容・条件は公式サイトで最新情報を確認したか(本ページの記載は2026年7月時点の一般的な整理です)
ステップ4:ルール策定(CLAUDE.md を書く)
CLAUDE.md とは、Claude Code が作業を始めるときに自動で読み込む「社内ルールを書いたテキストファイル」です(2026年7月時点の仕様。最新は公式ドキュメントでご確認ください)。ここに書いた前提は、依頼文に毎回書かなくても守られます。会社の前提・文体・禁止事項をここに書いておくと、誰が指示しても出力の傾向が揃います。当社では、この1ファイルの有無が品質のばらつきを大きく左右すると考えています。
- 会社・事業・顧客層の前提を書いたか
- 文体と表記ルール(敬体/用語の統一)を書いたか
- 入力禁止情報と、書いてはいけない表現を書いたか
- 人の確認が必須の作業を明示したか
- よく使う手順を、そのまま再現できる粒度で書いたか
ステップ5:研修(自分の業務で触る)
一般的な操作説明会ではなく、受講者が自分の実業務を持ち込む形式を推奨しています。初回で「自分の仕事が一つ軽くなった」体験まで到達させることが目的です。
- 受講者ごとに題材(自分の実業務)を事前に決めたか
- 初回で完成させる成果物を1つに絞ったか
- すぐ使える指示文のテンプレートを配布したか
- 研修後に質問できる窓口を用意したか
- 管理職・決裁者も受講する設計にしたか
ステップ6:定着と効果測定
導入の成否は、この段階の運用で大きく変わります。使われているかを見える形にし、うまくいった指示文を共有資産にしていきます。
- 週次で利用状況を確認する担当と場を決めたか
- 導入前後の所要時間を記録し、比較できる形にしたか
- うまくいった指示文を共有する仕組みがあるか
- ルール(CLAUDE.md)を更新する頻度を決めたか
- 次に広げる業務を選び直す機会があるか
当社自身がこの6ステップをどう進めたかは、AI導入日記で一人称の記録として公開しています。うまくいった話だけでなく、判断に迷った場面も含めて書いています。
業務別・Claude活用マップ(6領域)
「うちの業務で何ができるのか」は、最初にイメージしにくいところです。部門別の代表的な使い方を整理しました。すべてを一度に始める必要はありません。ステップ2の基準に照らして、自社の状況に合うものから選んでください。
| 領域 | 対象になりやすい業務 | 使い方の例(各3つ以上) |
|---|---|---|
| 営業 | 提案・見積・面談の前後作業 | 提案書のたたき台作成/商談メモから議事録と次アクションの整理/返信メールの案文作成/過去提案の横断検索と要点抽出 |
| バックオフィス | 照合・チェック・問い合わせ対応 | 見積書・請求書の記載内容チェック/社内規程からの該当箇所の抽出と回答案/契約書の論点整理(最終判断は専門家へ)/表記ゆれのあるデータ整形 |
| Web・広報 | 更新・発信・問い合わせ整備 | 記事や告知文の下書き/既存ページの改善案の洗い出し/SNS投稿案の量産と選別/問い合わせ履歴からのFAQ整備 |
| 制作 | 仕様整理・素材管理・実装補助 | 要件のヒアリングメモから仕様書の下書き/画像の代替テキストや説明文の作成/既存コードの読み解きと修正案/チェックリストの自動生成 |
| 情シス・総務 | 手順化・一次対応・小さな自動化 | 手順書・マニュアルの作成と更新/社内問い合わせの一次回答案/ログやCSVの集計と要約/小さな社内ツールの試作 |
| 経営 | 意思決定の材料づくり | 会議資料や長文レポートの要約/数値データの読み解きと論点の列挙/稟議書の構成案づくり/採用要件・評価基準の言語化 |
この表の中で最初に成果が出やすいのは、頻度が高く、定型度も高いものです。逆に、頻度が低く判断が複雑な業務(重要な契約判断など)は、後回しにしてかまいません。Web・広報領域の体制づくりについてはメディア構築・運用支援と組み合わせてご相談いただくこともできます。
選ぶときのコツをもう少し具体的に書きます。「毎週金曜に決まってやっている作業」を思い浮かべてください。決まった曜日に、決まった手順で、決まった形式の成果物を作っている業務があれば、それが最初の候補です。手順が決まっているということは、指示として言葉にできるということだからです。反対に、「案件ごとに判断が違う」「担当者の勘で決めている」業務は、まず手順を書き出す作業から始める必要があります。
注意点も一つ。AIに任せた業務ほど、確認の設計が重要になります。下書きの速度が上がると、確認が追いつかず、粗い成果物が増えるという逆転現象が起きることがあります。特に社外に出る文書と、金額・数量を扱う業務では、誰がどの観点で確認するのかを先に決めてください。当社のご支援では、業務を選定した時点で確認手順もセットで設計します。
セキュリティ・ガバナンスで確認すべきこと
情シス部門がない企業では、ここで導入が止まりやすくなります。ポイントは、完璧な審査体制を作ろうとしないことです。「確認すべき項目のリスト」と「入力してはいけない情報のリスト」の2枚があれば、判断はしやすくなります。
まず、契約前に確認しておきたい項目です。
- 入力した内容がモデルの学習に利用されるかどうか(法人向けの提供形態では扱いが異なる場合があります)
- データの保存期間と、削除を依頼できる範囲
- 管理者が利用者を追加・停止できるか(退職者の即時停止ができるか)
- 利用状況や操作の記録を確認できるか
- アカウント連携・認証の方式が自社の運用に合うか
- 会社としての請求・支払い方法が経理の運用に合うか
次に、入力してはいけない情報の例です。自社の実情に合わせて調整してください。
- 顧客・従業員の個人情報(氏名・連絡先・マイナンバー等)
- 秘密保持契約の対象となっている他社の非公開資料
- 未公開の財務情報・人事評価・与信に関する情報
- パスワード・APIキー・アクセストークンなどの認証情報
- 取引先から預かった原稿・データのうち、外部送信の同意がないもの
そのうえで、社内規程(利用ガイドライン)に最低限入れておきたい項目を挙げます。A4で2〜3枚に収まる分量で十分です。
- 目的と適用範囲(対象者・対象業務)
- 利用を認めるツールと、認めないツール
- 入力禁止情報の定義と、判断に迷ったときの相談先
- 出力物の確認責任者と、社外提出前の確認手順
- 記録の確認方法と、違反があった場合の対応
- 規程の改定手続きと、見直しの頻度
実務的な進め方として、審査を止めないための工夫を一つご紹介します。「全社で使ってよいか」を最初に決めようとしないことです。対象部署と対象業務を限定し、入力してよい情報も限定した状態で始めれば、判断すべき範囲が小さくなり、決裁もしやすくなります。当社では、まず1部署・数名・限定業務という形で始め、運用実績が数週間たまった段階で範囲を広げる進め方をおすすめしています。稟議の場でも、「限定運用の結果を見てから拡大を判断する」という形にしておくと、決裁者が判断しやすくなります。
ご注意:Claude の提供形態・データの取り扱い・プラン内容は変更される可能性があります。本ページの記載は2026年7月時点の一般的な整理であり、最新の仕様・条件は必ず公式サイトおよびご自身の契約条件でご確認ください。また、個人情報保護法や業界固有の規制に関わる判断は、弁護士など専門家にご確認いただくことをおすすめします。当社は規程づくりの叩き台作成と論点整理をご支援しますが、法的助言は行いません。
MGKの支援メニュー
「研修だけ」「実装だけ」でも承りますが、①〜③を組み合わせた形が進めやすいと考えています。ご要望と範囲によって内容が変わるため、料金はすべて個別のお見積もりとしています。
① 導入設計コンサルティング
現状の棚卸しから適用業務の選定、社内ルールの草案づくりまで、前掲のステップ1〜4を一緒に進めます。経営層への説明資料の構成づくりまで含めてご支援します。
- 業務棚卸しワークショップ(オンライン可)
- 適用業務の選定と優先順位づけ
- 社内ガイドライン・CLAUDE.md の草案作成支援
- 稟議・社内説明用の論点整理
② 社内研修・ハンズオン
受講者が自分の実業務を持ち込む形式です。一般論の講義ではなく、その場で自分の仕事が一つ軽くなる体験までを目標にします。非エンジニア中心の回と、Web担当・情シス向けの回を分けて設計できます。
- 経営層・管理職向けの短時間セッション
- 非エンジニア向け基礎ハンズオン
- Web担当・情シス向けの Claude Code 実務編
- すぐ使える指示文テンプレートの配布
③ 伴走サポート
導入後の「使われなくなる期間」を越えるための継続支援です。月次で運用を見直し、ルールと指示文を更新していきます。AI×WEB全体の戦略設計が必要な場合はAI×WEB戦略コンサルティングと組み合わせてご提案します。
- 月次の運用レビューと次の適用業務の選定
- 指示文・CLAUDE.md の改善
- 現場からの質問対応窓口
- 効果測定の記録づくり
④ 業務自動化の実装
「決めたはいいが、作る人がいない」を埋めます。定型処理・チェック作業・データ整形など、実際に動くところまで当社が実装し、運用手順ごとお渡しします。
- 定型業務の手順設計と実装
- チェック・照合作業の仕組み化
- 運用手順書の作成と引き継ぎ
⑤ Web運用の内製化支援
サイト更新のたびに外注する状態から、社内で回せる状態への移行を支援します。当社が自社サイトで実践している運用方法を、御社の体制に合わせて設計し直します。
- 更新フローの設計と権限の整理
- 更新担当者向けのハンズオン
- 公開前チェックの仕組み化
- メディア構築と連携した記事運用の内製化
組み合わせの一例です。「まず社内の空気を作りたい」という段階なら②の短時間セッションから。「対象業務は見えているが進め方が分からない」なら①→②→③の順。「作る人がいない」という課題が明確なら①→④。「サイト更新の外注コストを下げたい」なら⑤を軸に組み立てます。どれが合うかは無料相談で伺ったうえでご提案しますので、この段階で決めていただく必要はありません。
なお、当社は「導入して終わり」の関わり方をしません。AI活用は始めることより続けることのほうが難しい、というのが自社で運用してきた実感だからです。ご提案の際は、支援が終わったあとに御社だけで回せる状態になっているかを基準に、範囲と期間を設計します。
なぜMGKか
当社は、AIの解説を仕事にしている会社ではありません。自分たちの事業で使い、うまくいった方法だけをお渡しするという姿勢で運営しています。「作業ではなく、仕事をする」「机上の空論を売らない」「自分の体で実証してから提供する」。この3つが判断の基準です。
| 当社の取り組み | 内容 | 確認できる場所 |
|---|---|---|
| 自社サイトのAI運用 | このコーポレートサイト自体を Claude Code で運用。日本語の指示だけで記事作成・ページ更新・サイト改修を行っています | 実例ページ |
| 導入プロセスの公開 | 自社の導入過程を、判断に迷った場面も含めて一人称で記録・公開しています | AI導入日記 |
| 代表のWeb構築25年 | 代表が制作・運用の現場で25年。会社としては2017年の設立以来、中小企業のWeb体制づくりを継続的に手がけています | 事業実績一覧 |
| 自社運営ブランド8つ・自社IP3つ | 生ホイップは飲み物®/姫生のーむ/アキバ・リライト。大手アニメIPとのコラボは15件以上、VTuber「姫生のーむ」はYouTube 15.8万人 | 事業実績一覧 |
| 自社メディアの運用 | お墓さがし.jp、hogehoge-pc.com ほかを自社で企画・構築・運用 | メディア構築 |
| 用語辞典の自社運用 | IT業界用語辞典を自社で編集・公開(2026年7月時点21語・順次追加中) | 用語辞典 |
| 登壇・研修の実績 | 代表 山崎 将史がWeb担当者向けセミナー・社内研修に登壇 | コンサルティング |
もう一つ申し上げておきたいのは、当社はWeb以外の領域でも「自分で立ち上げる」ことを続けている点です。Hawaii KAU Coffee は、クラウドファンディングからプレスリリース、キッチンカー、実店舗、自社ECまで自社で立ち上げました。うまくいかない工程がどこに現れるかを、実際に体で通ってから話しています。だからこそ、Claude 法人導入のご支援でも「導入すれば解決します」とは申し上げません。決めるべきことを一緒に決めるところから始めます。
ご支援のスタンスについても書いておきます。当社は外注先ではなく伴走チームとして入ることを基本にしています。作業を引き受けて納品するだけなら、御社の中には何も残りません。私たちが目指すのは、支援期間が終わったあとに、御社の担当者が自分の言葉で指示を出し、自分で確認し、自分で改善できる状態です。そのために、進め方の理由を必ず説明し、判断の基準を共有します。
また、当社は生成AIの専業ベンダーではなく、Web制作・メディア運用・IPプロデュースを本業として続けてきた会社です。だからこそ、AIを導入すべきでない業務や、人が手を動かしたほうが早い場面についても率直にお伝えできます。ツールを売ることが目的ではないためです。事業実績一覧で、私たちが実際に手がけてきた領域をご確認いただけます。
ご支援の流れ
初回相談は無料・オンラインで全国対応、所要60分です。その場で「自社なら何から始めるべきか」の当たりをつけてお持ち帰りいただけるようにしています。
無料相談(60分・オンライン)
現在の状況とお困りごとを伺い、Claude 法人導入で何が変わりそうかをその場で整理します。準備資料は不要です。「まだ何も決まっていない」段階で問題ありません。
ヒアリング
対象になりそうな業務、社内の体制、セキュリティ上の制約を具体的に確認します。必要に応じて現場担当者にも同席いただき、実際の作業内容を拝見します。
ご提案・お見積もり
適用業務の候補、進め方、体制、スケジュールをまとめてご提案します。支援メニューの組み合わせと範囲に応じて、個別にお見積もりを提示します。
キックオフ
ご契約後、関係者を集めてキックオフを行います。初回で対象業務と担当、確認手順、次回までの宿題まで決め、その日から動ける状態にします。
各段階の目安をお伝えします。無料相談からご提案までは、1〜2週間ほどを目安としています(対象範囲が広い場合は前後します)。キックオフ以降は、対象業務を絞った小さな範囲から開始し、月次で見直しながら広げていく形が基本です。ご準備いただきたいものは、現在お困りの業務が分かるメモ程度で十分です。整った資料は必要ありません。
相談はオンライン会議で実施します。カメラのオン・オフは問いません。社外に出せない情報が話題になる場合は、その旨をお伝えいただければ、抽象度を上げて議論します。必要に応じて秘密保持契約の締結にも対応いたしますので、事前にお知らせください。
途中で方針が変わっても問題ありません。実際に触り始めると「思っていた業務より、こちらのほうが効きそうだ」という発見が出てきます。むしろその発見こそが導入の成果ですので、対象業務の入れ替えは前提に置いて設計します。
無料相談からご提案・お見積もりの提示までは、費用をいただきません。ご提案内容とお見積もりをご確認いただき、社内で検討されたうえでご判断ください。他社のご提案と比較検討されている場合も、遠慮なくお申し付けください。比較の観点を整理するところまでは、無料相談の範囲でお手伝いします。
キックオフ以降は、担当者が一人で悩む時間をなるべく作らないことを重視します。定例の場を決め、その場で判断が必要なことを持ち寄ります。その繰り返しが、結果として近道になると考えています。お問い合わせフォームから、現在のお困りごとを一行だけ添えてお送りいただければ、こちらから日程調整のご連絡を差し上げます。
よくある質問
Q. 社内にエンジニアがいませんが、Claudeを法人導入できますか?
A. 可能です。実務で必要なのはプログラミング能力よりも、自分の仕事の手順を言葉で説明する力です。当社自身、このコーポレートサイトを日本語の指示だけで運用しています。ステップ1〜2の棚卸しと業務選定を一緒に行うところから始めます。
Q. Claude と Claude Code、どちらから始めるべきですか?
A. まず対話型の Claude を少人数(1〜3名)で使い始め、効果が見えた業務から Claude Code に広げる順序をおすすめしています。いきなり Claude Code の法人導入から入ると、対象業務の見極めと運用ルールの整備が追いつかず、担当者に負荷が集中しやすいためです。
Q. 支援の料金はいくらですか?
A. 支援メニューの組み合わせ、対象人数、期間によって変わるため、すべて個別のお見積もりとしています。無料相談で範囲を伺ったうえでご提示します。なお、Claude 自体のプラン料金は提供元の公式サイトでご確認ください(本ページでは断定的な金額は記載していません)。
Q. 何人から導入すべきですか?
A. 人数の下限より、「最初に触る担当者が誰か」が決まっているかどうかが重要です。1〜3名の小さな範囲で始め、成果が出た業務から広げる進め方でも十分に始められます。
Q. 情報漏えいが心配です。何を確認すればよいですか?
A. 「入力してよい情報の線引き」と「管理者がアカウントを止められるか」の2点をまず確認してください。本ページのセキュリティ・ガバナンスの章にチェック項目を掲載しています。仕様は変更される可能性があるため、契約前に公式情報での確認をお願いします。
Q. CLAUDE.md とは何ですか?必ず必要ですか?
A. Claude Code が作業を始めるときに自動で読み込む、社内ルールを書いたテキストファイルのことです。必須ではありませんが、複数人で使う場合は用意することを強くおすすめします。会社の前提・文体・禁止事項を書いておくと、誰が指示しても出力の傾向が揃い、確認の手間が減ります。
Q. 研修は何時間くらいですか?オンラインでも可能ですか?
A. 対象者と目的に応じて設計します。経営層向けの短時間セッションから、実務者向けの複数回ハンズオンまで対応可能です。オンライン・訪問のどちらでも実施できます。全国対応しています。
Q. すでに社員が個人契約でClaudeを使っています。どうすべきですか?
A. まず利用実態を把握することをおすすめします。個人契約のままだと、入力情報の管理も、退職時のアカウント停止もできません。棚卸しのうえで法人側へ寄せる方針を決めるところから、ご一緒します。
Q. ChatGPT など他のAIを使っています。乗り換えが必要ですか?
A. 必ずしも必要ありません。各サービスに得意分野があり、併用している企業もあります。当社は「どれか一つに統一すべき」という立場は取らず、対象業務に合う使い分けをご提案します。
Q. どのくらいの期間で成果が出ますか?
A. 業務の性質と対象範囲によって大きく異なるため、期間を断定することはいたしません。一般的な目安として、対象業務を1つに絞った場合は数週間で手応えが出るケースがあります。全社的な定着には、継続的な見直しが必要です。
Q. 導入の効果はどう測ればよいですか?
A. 導入前に所要時間を記録しておくことが、いちばん確実な準備です。「この作業に週何時間かけていたか」を粗くてよいので残しておけば、後から比較できます。稟議に出す形の整理も、伴走サポートの中でご支援します。
Q. 遠方でも対応できますか?
A. 対応可能です。初回相談は無料・オンラインで全国対応しています(所要60分)。継続支援もオンラインを基本としており、必要に応じて訪問も調整します。
Q. 導入支援だけでなく、実際の制作・運用も頼めますか?
A. 可能です。代表はWeb制作・メディア運用の現場に25年携わっており、当社としても2017年の設立以来、Web制作・メディア運用を本業として続けています。AI×WEB戦略コンサルティングやメディア構築と組み合わせ、設計から実装・運用までワンストップで対応できます。
まずはご相談ください
「うちの業務でも使えるのか」「セキュリティの確認をどう進めればいいのか」「何から手を付けるべきか」。この段階でのご相談を歓迎しています。資料のご準備は不要です。
初回相談は無料・オンライン・所要60分で全国対応しています。現在の状況を伺い、Claude 法人導入の当たりをつけてお持ち帰りいただける時間にします。売り込みのための時間には使いません。
この60分で、少なくとも次の3つはお持ち帰りいただけるように設計しています。ひとつ目は、御社で最初に着手すべき業務の候補。ふたつ目は、社内で確認しておくべきセキュリティ上の論点。みっつ目は、経営層や関係部署にどう説明すれば話が前に進むか、という筋道です。ご相談の結果、「いまはまだ導入の時期ではない」という結論になることもあります。その場合も率直にお伝えします。
想定しているのは、社内にIT専任の部署がない、あるいは担当者が兼任という中小企業です。「情シスがいないから無理だろう」と諦めていた会社ほど、整理すべきことがはっきりしているぶん、対象業務とルールを決めるところから着手できる余地があります。従業員数の多寡は問いません。数名の会社でも、部署をまたぐ規模の会社でも、進め方の考え方は同じです。
ご相談の段階で、契約プランや予算が決まっている必要はありません。むしろ「まだ何も決まっていない」タイミングのほうが、対象業務の選定から一緒に組み立てられるため、遠回りが少なくなります。すでに個人契約で試している社員がいる、他社の提案を受けたことがある、という状況でも構いません。現在地からの最短ルートをご一緒に考えます。
当社が実際にどう導入を進めたかはAI導入日記で、自社サイトの運用実例はこちらのページで公開しています。読んでいただければ、当社がどの程度の粒度で実務に踏み込む会社かをご判断いただけるはずです。そのうえでご連絡いただければ、初回の会話はぐっと早く進みます。