📋 この用語の要点(MGK編集部)
タイトルタグとは、そのページの題名をHTMLで示す部分で、検索結果の一覧では見出しとして表示されます。ページの内容を短く言い表し、探している人が使う言葉を含めておくことが基本です。検索する側は見出しを読んで開くかどうかを決めるため、入口の見え方を左右する要素といえます。ページ数が多いサイトでは書き分けが甘くなりやすく、後から文言を直すだけでも成果に差が出る場合があります。
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「タイトルタグ」とは
タイトルタグは、HTMLの先頭付近に置かれる、そのページの題名を示す記述です。ページ本文の中には表示されず、ブラウザのタブや検索結果の一覧、SNSで共有したときのリンク名などに使われます。つまり、ページを開く前に読まれる文章です。
ページ本文の一番上に置かれる大きな見出しとは役割が異なります。本文の見出しは開いた人に向けた案内であり、タイトルタグは開く前の人に向けた案内です。同じ文でも構いませんが、目的が違うことを意識して書き分ける場面もあります。
表示される場所と基本の構成
まず、どこに出るものかを押さえておきます。
- 検索結果の一覧に出る見出し部分(検索エンジンが別の文に書き換える場合もあります)
- ブラウザのタブに出る短い文字列
- お気に入りやブックマークに登録したときの名前
- SNSやチャットにURLを貼ったときのリンク見出し
書き方としては、次の三つを組み合わせて考えると整理しやすくなります。
- 主題となる語 … そのページが何について書かれているかを示す言葉
- 補足する語 … 地域名、対象、種類、価格帯など、探し方の違いを吸収する言葉
- サイト名や社名 … 末尾に置き、どこのページかを示す
並び順は、大事な語を前に置くのが基本とされます。表示できる幅には限りがあり、長すぎると後ろが省略されて読めなくなるためです。表示できる文字数は端末や検索画面によって変わるため、決まった上限として覚えるよりも「前半だけ読んでも意味が通るか」で判断するほうが実用的です。
なぜ重要なのか
広告費をかけずに問い合わせを増やしたい会社にとって、検索からの流入は重要な導線です。その入口で最初に読まれる文章がタイトルタグであり、内容がよくても見出しが伝わらなければ開かれません。
検索する人の判断材料になる
検索結果には複数のページが並びます。利用者は上から順に見出しを読み、自分の目的に合いそうなものを選びます。ここで「何のページか分からない」「自分向けではなさそう」と感じられると、順位が高くても選ばれない場合があります。逆に、探している言葉がそのまま入っていれば、下の順位でも開かれることがあります。
また、サイト全体をつくり直さなくても、文言の修正だけで改善を試せる点も特徴です。
検索エンジンへの説明にもなる
タイトルタグは、そのページが何について書かれているかを機械的に伝える手がかりの一つとされています。ただし、語を詰め込めば評価が上がるという単純な仕組みではありません。実際の順位は本文の内容や他のページからの参照など多くの要素で決まるため、タイトルタグだけで結果が変わると考えるのは避けたほうがよいでしょう。あくまで「内容を正しく短く伝えるための場所」と捉えるのが実務的です。
実務での使い方・進め方
「思いついた言葉を入れる」のではなく、探している人の言葉から逆算して決めていきます。
書くときの手順とページごとの書き分け
- そのページを読んでほしい人と、その人が抱えている困りごとを一文で書き出す
- その人が検索窓に入力しそうな言葉を集める(社内用語ではなく一般的な言い方を優先します)
- 主題となる語を前半に置き、補足の語を続け、末尾にサイト名を添える
- 声に出して読み、日本語として不自然でないかを確かめる
同じ文言が複数のページで使われていると、利用者はどれを開けばよいか判断できません。サービス一覧、料金、事例、会社案内など、ページの役割ごとに違いが出る言葉を入れておきます。
発注側が準備しておくこと
制作会社に任せる場合でも、判断の材料を出せるのは事業をしている側です。次の情報をまとめておくと、精度の高い案が出てきやすくなります。
- お客様が実際に使う言葉 … 電話や商談で出てくる言い回し、問い合わせメールの表現
- 対応できる範囲 … 地域、業種、規模、納期など、絞り込みの条件になるもの
- 選ばれている理由 … 価格、対応の速さ、実績など、他社と違う点
提出された案を確認するときは、見た目の格好よさではなく「自分が探す立場なら開くか」「書いてある内容と食い違っていないか」を基準にします。判断に迷う場合は、複数案を並べて社内の別部署の人に読んでもらうと、思い込みに気づけることがあります。
よくある誤解と注意点
語を多く入れれば有利になる
同じ語を繰り返したり、関連しそうな言葉を並べたりしても、評価が上がるとは限りません。むしろ読みにくくなり、利用者が選びにくい見出しになります。伝わる日本語を優先してください。
本文の見出しと同じ文にすること自体は問題ありませんが、常に最適とは限りません。本文の見出しは記事の流れの中で読まれますが、タイトルタグは前後の文脈がない状態で読まれます。単独で意味が分かるかどうかを基準に判断します。
一度決めれば変えなくてよい
扱う商品や検索される言葉は時間とともに変わります。表示回数はあるのに開かれていないページは、見出しが合っていない可能性があります。定期的に見直す対象として扱うほうが実務に合います。
よくある質問
Q. 何文字くらいで書けばよいですか?
A. 表示できる幅は画面や端末によって変わるため、文字数だけで決めるのは難しいとされます。目安として全角30文字前後に収め、それを超える場合でも前半だけで意味が通るように組み立てるとよいでしょう。長い説明は本文側に書きます。
Q. 会社名は入れたほうがよいですか?
A. 入れておくと、どこのページか分かりやすくなり、社名で探している人にも見つけてもらいやすくなります。一方で、限られた幅を占めるため、伝えたい語が入りきらない場合は末尾を省く判断もあります。会社案内や採用のページでは入れる価値が高い場合が多いです。
Q. 設定したのに検索結果の見出しが違う文になっています
A. 検索エンジンは、検索した言葉との関係を踏まえて、本文中の別の文を見出しとして表示することがあります。書き換えが起きる場合、ページの内容と題名がずれている、または語が少なすぎる可能性が考えられます。本文の内容に合った題名へ整えることが対応の基本です。